TIME講読道場4

第4弾です。

英検一級対策をにらみつつ、楽しくやっております。

今回は2歳児についてです。

毎度のことですが、私は素人です。
間違いの可能性がありますので説明を鵜呑みにしないでください。
-追記-
誤訳発生しました。詳細はコメントのやりとりを参照ください。

TIME MOBILEに2012/12/27に投稿された
"Toddlers' Early Language Skills May Influence Later Anger Management"
の冒頭を抜粋します。

"Ah, the terrible twos: in between those heart-warming moments of wonder and devotion are those tantrums over having to put socks on that define this year of development."

Terrible twosというのは「魔の二歳児」という意味です。

私の試訳をまず書きます。

「赤ん坊の早期言語習得が、後々怒りのコントロール能力に影響を与える可能性」

「あぁ、魔の二歳児よ。あの心温まるような好奇心と思いやりの狭間にある、君の今年の成長を示す[また大きくなった]靴下を穿かせなければならない時に爆発させるあのカンシャクと言ったらなんだい。」

見どころは以下の2点です。

①文の真ん中あたりにあるareって何?
このareはin betweenと関連付けて読まないといけないと思います。
シンプルに書くと、コロン以降のこの文章は、
in between A and B are Cという形になっています。

この構文の意味は「AとBの間にCがある」といったところかと考えます。
are those tantrumsはV+Sという順になっている倒置です。
頭に前置詞句があると、主語と述語動詞の倒置現象は時々起きる印象です。

in between A and Bの後にコンマを入れて、
そのコンマの後にthere is/are構文を入れると構造が分かりやすいのですが、
there is/are構文は新情報(読み手にとって新しい事柄)を提示する際に
用いるものであり、thoseという指示代名詞(指示形容詞)と馴染まない為、
ここでは使用されていないと考えます。

なぜここでなぜいきなりthoseという代名詞が来ているかというと
二歳児が見せるやさしさや好奇心、わがままさは世間一般で
常識的なものだと筆者が判断しているからです。
「わかるよねっ!?」て感じで書いているのだと思われます。

②後半にあるthatって何?
このthatは関係代名詞です。

「え?前置詞onと結びつく関係代名詞なら、thatは使えないんじゃないの?」
と思われた方は要注意です。
ここはwhichでも良いですがthatでも問題ありません。

TOEICパート1でput onが使われる時を思い出して欲しいのですが、
put onの後には必ず身に着けるもの(名詞)が目的語として出てきます。
ですから、自然に考えればここでの目的語は
onの直前にあるsocksです。thatではありません。
(語順はput on socksでもput socks onでもどちらでも良いです。好みの問題です)

また、前置詞+関係代名詞における関係代名詞は
原理的に目的格の関係代名詞になります(元の名詞が前置詞の目的語だから)。
よって、前置詞+関係代名詞が導く関係代名詞節内には
主格(主語)が残っていないといけません。
しかし、このthat節内を見渡しても主語になれそうな名詞がありません。
(節内の名詞this yearとdevelopmentはどちらも単数形ですから、
defineという原形の主語になる資格がありません)
ですから、このthatは主格の関係代名詞だと見なすべきです。

このあたりの事情を総合すれば、on thatを
前置詞+関係代名詞という括りでとらえる解釈を捨てられます。

socksなら複数形で、defineという原形ともマッチします。

なお、その他にいくつか複数形の名詞がthatの前にありますが、
先行詞としては位置的に少々離れすぎていますし、
"state or describe exactly…"云々とオックスフォードに書いてある
defineの定義に最も合う形で子供の成長を証明するものと言ったら、
サイズが書いてある靴下しかないですよね。

今回は以上です。
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No title

that define this year of developmentの先行詞についてですが、トピックやこのリードパラグラフを考えるとthose tantrumsの方がふさわしいように思えます。

those tantrumsをthose outburstsと書き換えた、次の文のthose outbursts continue past the terrible twosと関連があるのではないでしょうか。those tantrumsはthat define this year of developmentと2歳の時には正常な発達の段階だけれども、2歳を超えてもそのようなカンシャクが続いては後々のanger managementに影響を及ぼすということがはっきりすると思います。

通りすがりさん>

俯瞰的なご指摘、ありがとうございます。

そちらの解釈の方が私も正しいと思います。

二歳児における発育のサインとして
「カンシャクを起こすようになる」ことが広く認識されていると
筆者は主張しているわけですから、
defineを用いても何ら不思議ではないですよね。

パラグラフ全体で解釈すべきことを見落としておりました。
勉強になりました。お恥ずかしい限りです。

次回以降の試訳に反映していきます。
プロフィール

HeadbuttK

Author:HeadbuttK
(略称:HBK)
崖っぷち会社員。

TOEICマニアです。
TOEIC990点を28回取得。

一応英検1級も取得。

謎団体「チーム寺子屋」所属

twitterでも同じHNで頻繁にTOEIC絡みの事を呟いてますので同志の方は何卒フォローをば。

☆TOEIC戦績☆
---昔---
01回:710(345/365)
02回:825(450/375) IP
03回:870(480/390)
04回:800(415/385)
05回:890(450/440)
---2011年---
06回:915(480/435)
07回:960(495/465)
08回:950(485/465)
---2012年---
09回:955(495/460)
10回:970(490/480)
11回:970(495/475)
12回:975(495/480)
13回:960(495/465)
14回:985(495/490)
15回:990(素点97/98)
16回:990(素点98/99)
17回:985(495/490)
---2013年---
18回:985(495/490)
19回:960(495/465)
20回:985(495/490)
21回:970(495/475)
22回:985(495/490)
23回:990(全問正解!)
24回:955(495/460)
25回:980(495/485)
26回:970(495/475)
27回:975(485/490)
---2014年---
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36回:990(素点98/100?)
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49回:990(素点100/99?)
---2016年---
50回:990(素点99/99?)
51回:990(AM全100%)
52回:990(AM全100%)
以上、2代目TOEICとの戦績
以下、3代目TOEICとの戦績
53回:990(素点99/97?)
54回:985(495/490)
55回:990(未検証)
56回:980(495/485)
57回:990(素点99/99?)
58回:990(素点95/97?)
59回:980(495/485)
---2017年---
60回:990(素点97/96?)
61回:980(495/485)
62回:980(495/485)
63回:990(素点99/98?)
64回:990(素点97/96?)
65回:990
66回:申込済
67回:申込済

☆英検1級戦績☆
6勝4敗4分
CSE2.0(戦闘力)2831
凡例:HBK得点/合格最低点
   1次   2次
01回:077/79|1次敗退
02回:071/81|1次敗退
03回:080/78|071/60
04回:072/81|1次敗退
05回:084/78|054/60
06回:092/78|081/60
07回:088/78|敵前逃亡
08回:087/80|066/60
09回:075/77|1次敗退
10回:093/83|064/60
11回:093/82|052/60
以下、CSE2.0導入後戦績
合格最低スコア(一律)↓
1次:2028 2次:602
   1次  2次  計
12回:2195|636|2831
13回:2190|584|2774
14回:2192|602|2794

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