今年の締め

今年の締めの記事です。

今月の公開テストの結果が分かった上で書きたいのですが、発表は年明けということで、こればっかりはどうしようもないので、今書きます。

今年は、公開テストでかなり良い成績を上げる事が出来ました。公開テストで990点を5回取得、年間平均は988.125点です。12月の結果が余程想定外でない限り、年間平均985点は下回らないでしょう。去年の年間平均975.5点より10点以上上がったことになります。これは自負してもよい結果だと思っております。依然、解答力・英語力ともに未熟さを日々痛感しておりますが、990点を初めて取得した時点の自分から一歩先へ進めたような実感があります。今年一年の取り組みの中で、公開テスト本番での嗅覚と990点への執念に磨きが掛かったようです。

また、この前進の意外な原動力となったのは、「新TOEICテスト 実力養成600問」の執筆活動でした。共著者として、アイテムライター(問題を検討する側)の視点で問題を考えることが、これほどスコアに安定感をもたらすとは思ってもみませんでした。もちろん、英語的な意味でも大変勉強になりました。執筆の機会を与えて下さったHUMMERボスには本当に感謝しております。

一方、TOEIC界全体に目をやりますと、なにやらスゴい人達がどんどん台頭してきて、TOEIC学習者全体のスコアもグ~ンと上がって、800点、900点オーバーはもちろんのこと、990点ホルダーも続出。日本各地で勉強会も行われるようになり、僕自身スッカリ影が薄くなったような気がします(元から大して目立っていない)。僕は多分TOEIC界において若年層ですが、これも時の流れか!などと老けたことを感じております。とはいえ、TOEIC界全体が活気づくのは、喜ばしい事です。僕も初心を忘れず精進します。

皆様、今年一年お世話になりました。とりわけ、拙著「新TOEICテスト 実力養成600問」をお買い上げ頂いた皆様には、心より御礼申し上げます。クソ難しくてごめんなさい(爆)

来年も、TOEICの為に自分が出来る限りのことをしたいです。
TOEICの面白さや魅力を、マニアックに、しかしなるべく皆様にお役立て頂けるような形で解きほぐしていきたいと思います。

来年も当ブログをどうぞご贔屓に。それでは良いお年を。
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TOEIC TEST長文読解 TARGET900

先日、Jリサーチ刊 森田鉄也(以下森鉄さん)著「TOEIC TEST長文読解 TARGET900」を解き終えました。
感動的な中身だったので、ブログにします。

何に感動したかと申しますと、難問のリアルさです。
ですから、本記事ではTARGET900の「ここがリアル」というところをご紹介したいと思います。

・Purpose問題
いきなりマイナーなところに目を付けます。TOEICのPart7では、文書の目的を問う、いわゆるPurpose問題というものが登場します。具体的に言うと、公開テストでは、What is the purpose of the~, What is one purpose of the~, What is the main purpose of the~などの3種類のPurpose問題が出ます。本書はこれら3種類を網羅しており、そこがまずリアルです。
一口にPurpose問題と言っても、注意しなければならないポイントは異なるのです。詳しくはコチラをご覧ください。なんちゃってTOEIC講師であれば、このような設問のちょっとした違いなど、知りもしない事のはずです。実は僕もそのへんは森鉄さんから学びました。

ここで重要なのは、公開テストで登場する設問がつぶさに反映されているということは、とりもなおさず著者である森鉄さんが公開テストを試験問題として真剣に見て、いや「観て」おられるということです。著者のTOEICに対する姿勢や造詣の深さが紙面から窺える(Purpose云々に限らず)著作は信頼出来ます。

・ほのめかし問題
Purpose問題同様に、ほのめかし問題とIndicate/State問題(詳細はコチラコチラ参照)の良問も収録問題の中に多数含まれています。

本書のほのめかし問題の中には、きわどい推測と消去法の合わせ技を求められる(と僕は解答時に感じた)設問もあります。しかし、そのような判断こそが、公開テストで受験者を悩ませる設問の難しさの実態であり、900点、950点、990点の壁ともなるのです。

・言い換えの距離感
TOEICのPart7は「言い換え大会」です。
本文で述べられている内容と、選択肢で述べられている内容は全く同一ではなく、巧妙にパラフレーズされています。もしくは、本文の記載内容が別の観点や切り口で記述されています(そうしないと、誰でも機械的に解けてしまいますから当然です)。そして、その言い換えの仕方がどれだけTOEIC学習者にとって気づきにくいか、という点がPart7の設問の難易度を決める要素となります。本書には900点以上を目指すレベルの方なら見抜くべき距離感のある言い換えを含む難問がもっさり入っています。

いかがですか、本書の魅力が少しでも伝わりましたか。

900点以上を狙うなら、解けなくても良い「捨て問」は存在しません。また、TOEIC講師の加藤優さんも自著の「900点特急」で仰っていますが、900点以上を取るにあたり、解けるはずの問題でミスする余裕はありません。少なくとも、Part7に進む直前までは、その後のPart7において、巡りあわせや相性次第では全問正解できる可能性を秘めているレベルは求められます。

本書は、既に申し上げた部分以外でも、難問に正答する為に辿るべきプロセスが一貫してリアルです。複数個所参照、ダブルパッセージのクロスリファレンス、選択肢の相対比較による解答などが、公開テストの難問と同じレベル感で度々求められますので、TOEICのPart7の難問に打ち克つための質の高い高地トレーニングを包括的かつインテンシブに実践出来ます。いたずらに模試を解く学習に壁を感じておられる学習者にとっての打開策の一つとなると思います。

「Part7?かかってこいや」くらいの気持ちで153問目以降に取り掛かれるような強靭な解答力を、本書で築き上げましょう。

-余談-
本書には1セットごとに解答時間の目安が設けられていますが、ブレーキがかかるような設問にぶちあたったときは、1問5分掛けてでも、粘り強く、筋道立てた解答をされることをお勧めします。どんなに難しい問題でも、時間を掛ければ解けるようになれば、自信につながりますし、スコアはグンと安定するからです。

大問1をやっつける

来年1月の英検1級の対策を始めています。
英検を受験予定の皆様、本番が近づいて参りましたので益々頑張りましょう。

今回は、久しぶりに語彙に力を入れて頑張ろうと思っています。
他のセクションにも課題はありますが、さほど力を入れません。

これまでは、4択問題という形式において辛うじて正解を選べる程度の語彙力で20点+@くらいを取り、なんとか切り抜けてきました。
しかし、そういうレベルからはそろそろオサラバしたいのです。

英検1級の大問1は、TOEICのPart5とは異なり、文法問題は一切なく全問ガッツリ語彙のみ問うてきますので、高得点を狙うには、TOEIC以上に頻出語彙に対する定着度を高めておかなくてはなりません。
あやふやな理解では、いつまでたっても安心して解けないし、秒殺解答出来ず無駄に時間を食ってしまいます。
僕の1級レベルの語彙定着度はまさにあやふやで、そんな今の自分の中途半端さがたまらなくイヤなのです。

しかも、最近語彙力が落ちているような気がするのです。
以前なら即意味が浮かんだはずの語句や、以前なら見分けがついたはずの、1級に良く出る見た目が紛らわしい語句が、脳内で輪郭を失ってきています。
このままズルズルいくと、英語でやりたい・もしくはやらなければならない様々なことに支障が出てきそうです。
それでは困るのです。

大問1に的を絞って勉強する事は、確かにリスクがあります。しかし、決して無駄にはなりません。むしろその他全てのセクションに波及効果をもたらします。
読解問題では話の展開を理解するうえで重要なキーワードとして登場するかもしれないし、英作文ではキレのある言い回しを文の中に叩き込めるかもしれないし、リスニングなら、大問1で問われる句動詞が正解選択肢の言い換えとして使われるかもしれないのです。

余談ですが、初めて英検1級に挑戦する方で、語彙を中心に頑張ってよいものか悩んでいる人がいれば、僕なら上記のような理由で、おやんなさいと言います。

というわけで、年末年始はシコシコ語彙学習に勤しみます。
目標は大問1で23点以上ゲットです。

回し者

今日ようやく「TOEICテストで+200点攻略ガイド」を買いました。

そうそうたるTOEIC第一人者の面々が紙面を賑わせています。
TOEICkerならとりあえず買っとけな一冊です。

僕もその一人ですが、特に長本さんの執筆部分に興味がありました。
僕にとって、一番古く(10年来くらい?)から知っているTOEIC講師でありながらも、なかなか表に出てこない人であり、今まさにどのような考えをお持ちなのか、気になったからです。

一読してみて、学習者目線をお持ちの方だと思いました。
具体的な戦術や戦略に関する話は、他の講師陣に譲り、学習者のメンタル面にフォーカスしたアドバイスが多かったです。

戦術や戦略を活用するのは学習者です。ですから、まずその学習者にヤル気になって貰うことが全ての始まりです。そのために紙面を割かれた感じがします。
長本さんのTOEIC講師歴は、多分日本有数の長さです。多くの学習者を長年、間近で見てきたからこそ、言える事があります。その辺に触れることが出来ました。

更に、本書には、長本さんのオリジナルリーディング問題が収録されています。超嬉しい。
質は良かったです。随所にここ1~2年の公開テストの息吹を感じさせる問題が含まれていますし、Part7には難しい言い換え問題やほのめかし問題もあります。解説も並の参考書と比較にならないくらい手厚いです。是非チャレンジしてみて下さい。

個人的には、本書と共に長本さんの「TOEICテスト 650点突破 文法講義の実況中継」もお勧めしたいです。

これは、長本さんの著作の中でも、群を抜いて良いです。Part5の対策本で、講義調で書かれており、類書では紙面の都合でカットされてしまうような丁寧な説明が特徴です。但し、語り口がタカビーでたまにカチンときます。
タイトルのスコアを見ると、中級者向けの文法書という印象を受けますが、900点以上のスコアをお持ちでも、質の高い知識の棚卸しが出来るはずです。
2008年発売の本ですから、確かに新鮮味はありません。しかし、TOEICが今も昔も問い続ける普遍的な事項のみを取り扱っている為に、中身が古くありません。むしろTOEICの王道的な問題に無駄なく触れる事が出来るとも言えるわけです。そんなわけで、僕のは何度も読み返してもうボロボロになっています。

皆さんも、書店でお手に取ってみて下さいね。

このムック本をきっかけに、長本さんの著作がもっと流行ってほしいなあ。

第196回TOEIC公開テスト感想

TOEIC公開テストを受けてきました。
受験された皆様、お疲れ様でした。

今日はメジャーフォームを受けました。

今回はPart7が難しかったですね~。
出来はまずまずですが、確信を持って選べていない問題が残念ながら2問あります。
その辺がどう出るかは、これからのエキスパートとの協議でハッキリすると思います。

また、注意はしていたはずなのに、101問目から無性にトイレに行きたくなり、200問目まで解いた時点でかなりやばい状況になっておりました。
ひょっとしたら僕が試験前に飲むべきはメガシャキよりハルンケアかも。

call of natureを抑えながら、今日もほのめかし問題について出来るだけ精査しました。
その結果は追ってこの下に追記したいと思います。

ではまた。

―――以下追記―――

ほのめかし問題について追記です。

今回、どういう本文のつくりならいわゆる「ほのめかし問題」(suggest/imply/most likelyを含む設問)となり、またどういうつくりなら、それとは似て非なる「述べられている事実を選ぶ問題」(indicate/state)になるのか、その場合分けについて考えてみました。

一例を挙げます。下記3行をPart7の文章の抜粋だとお考えください。

   …「様々な史跡で有名なHBK Townを歩くツアー
   VOZE Templeを始めとする歴史的建造物の数々へ皆様をご案内します…
   運動靴をご用意の上ご参加ください。…

設問: What is indicated about the tour?
正解選択肢: このツアーには徒歩が含まれる。

この場合は、「歩くツアー」とはっきり書いてありますので、設問ではIndicateが使われます。かなり素直な問題と言えます。
しかし、もし下記のような本文だったら、少し事情は変わってきます。

   …「様々な史跡で有名なHBK Townツアー
   VOZE Templeを始めとする歴史的建造物の数々へ皆様をご案内します…
   運動靴をご用意の上ご参加ください。…

本文には、歩くとは書かれていません。ただし、運動靴を持ってきてくださいとは書いてあります。
このような場合、設問は
What is suggested about the tour?
となるはずです。正解選択肢は、先と同じく「このツアーには徒歩が含まれる」で良いです。

ここでは、運動靴を持ってくるようにという指示から、きっとこのツアーでは歩くんだろうなあと推測して解答する事が求められています。
明確な情報がバッサリカットされて、間接的な情報をもとに解答しなければならないので、その分選択肢を選ぶのには思い切りが必要です。indicate/state問題よりも難易度が高いと思います。

2つのタイプの設問の違いのイメージが湧きますでしょうか。

このことを、より実用的な形にまとめると、Part7を解く時に意識すべきは、
indicate/state問題なら、本文で直接的な根拠を探さなくてはならない。
suggest/imply/most likely問題なら、本文で直接的な根拠を探す必要はない。
ということになります。

とはいえ、あまりこの辺を意識しすぎると、かえってドツボにハマるかも知れませんので、ご注意ください。
単にこういうところを調べるのが楽しくてやっており、やや自己満足的なきらいもあります(笑)

以上、マニアックな受験者の皆様のご参考になれば幸いです。

PS
エキスパートとの協議の結果、確認出来た範囲ではどうやらノーミスでした。
よかった…

TOEIC前夜

明日はTOEIC公開テストです。

試験前夜にブログを更新するのは久しぶりです。
先月受験できなかったので、今月受けられることのありがたさを感じると共に、どうしようもなくワクワクしているのです。

なんとしても、990点を取りたいです。全問正解はできなくてもいいです。
と申しますのは、今年の初めに、名古屋研究会で参加者みんなで抱負を語った際、VOZEさんの抱負に乗っかる形で、うかつにも「今年は7回990点を取る」と言ってしまったからです。

今年はこれまでに990点を5回取っています。

「あれ、今年はあと1回しか受けられないからもう無理じゃない」と思われるかも知れませんが、実は先月IPテストを受けております。ちょっと不本意ではありますが、先月受けられなかった分を、そのIPでもってオフセットしようと思っています。

よって、まだ抱負を実現するチャンスは自分の手の内にあると言えなくもありません。僕はそういうワケで、明日の公開テストは命を削る気持ちで頑張ります。
皆さんも、色々な事情や目的があって受験されることと思いますが、TOEICには人生を変える力がありますので、断じて明日の2時間を浪費しないように…

気の持ちようでスコアは数十点変わります。
あきらめそうになったときこそ、気合いを入れ直すと良いです。
プロフィール

HeadbuttK

Author:HeadbuttK
(略称:HBK)
崖っぷち会社員。

TOEICマニアです。
TOEIC990点を25回取得。

一応英検1級も取得。

謎団体「チーム寺子屋」所属

twitterでも同じHNで頻繁にTOEIC絡みの事を呟いてますので同志の方は何卒フォローをば。

☆TOEIC戦績☆
---昔---
01回:710(345/365)
02回:825(450/375) IP
03回:870(480/390)
04回:800(415/385)
05回:890(450/440)
---2011年---
06回:915(480/435)
07回:960(495/465)
08回:950(485/465)
---2012年---
09回:955(495/460)
10回:970(490/480)
11回:970(495/475)
12回:975(495/480)
13回:960(495/465)
14回:985(495/490)
15回:990(素点97/98)
16回:990(素点98/99)
17回:985(495/490)
---2013年---
18回:985(495/490)
19回:960(495/465)
20回:985(495/490)
21回:970(495/475)
22回:985(495/490)
23回:990(全問正解!)
24回:955(495/460)
25回:980(495/485)
26回:970(495/475)
27回:975(485/490)
---2014年---
28回:985(495/490)
29回:990(素点98/100)
30回:990(素点98/100)
31回:985(490/495)
32回:990(素点99/99)
33回:990(素点98/100)
34回:985(495/490)
35回:980(490/490) IP
36回:990(素点98/100?)
37回:990(素点99/99) IP
38回:990(素点99/100?)
---2015年---
39回:990(素点98/100?)
40回:990(素点98/99?)
41回:985(490/495)
42回:990(素点98/99) IP
43回:985(495/490)
44回:980(495/485)
45回:990(素点100/99?)
46回:990(素点99/98?)
47回:985(495/490)
48回:990(素点98/100?)
49回:990(素点100/99?)
---2016年---
50回:990(素点99/99?)
51回:990(AM全100%)
52回:990(AM全100%)
以上、2代目TOEICとの戦績
以下、3代目TOEICとの戦績
53回:990(素点99/97?)
54回:985(495/490)
55回:990(未検証)
56回:980(495/485)
57回:990(素点99/99?)
58回:990(素点95/97?)
59回:980(495/485)
---2017年---
60回:990(素点97/96?)
61回:980(495/485)
62回:申込済

☆英検1級戦績☆
6勝4敗4分
CSE2.0(戦闘力)2831
凡例:HBK得点/合格最低点
   1次   2次
01回:077/79|1次敗退
02回:071/81|1次敗退
03回:080/78|071/60
04回:072/81|1次敗退
05回:084/78|054/60
06回:092/78|081/60
07回:088/78|敵前逃亡
08回:087/80|066/60
09回:075/77|1次敗退
10回:093/83|064/60
11回:093/82|052/60
以下、CSE2.0導入後戦績
合格最低スコア(一律)↓
1次:2028 2次:602
   1次  2次  計
12回:2195|636|2831
13回:2190|584|2774
14回:2192|602|2794

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