英語の省略に関して

唐突ですが皆さん、東大の英語の問題をご覧になったことはありますか?

私は受験生時代東大など1ミクロンも目指したことが無かったので、
社会に出てから触れる機会を持ちました。

眺めてみると、現在進行形で手強いなぁと思います。
実際に解くと結構間違えたり、答えが思いつかなかったりします。

その手強さの一つが、英語の「省略」です。

「省略」は、一定のルールや、英語の息づかいに従って自ずと行われる
英語の部分的な抜け落ちです。

英語そのものを体得出来ている人はもちろん、
少なくとも、目の前にある英語を完全に味わい切れている人なら
問題なくそれに気が付けるでしょうが
そうでない人にはチンプンカンプンになってしまう。

東大は、省略に対するセンスの鋭さを重視しています。
故に、そのセンサーを学生が備えているか否かを選り分ける問題を
何度も出してきているようです。

読解力のみならず、アカデミックな英語の文献講読に耐えうる
思考力があるかまで見ているかのようです。

こんな風に書くと、人によっては、省略の会得など自分にとって無縁のモノ
と思われるかもしれません。

しかし、省略は学術的なレベルの英語だけでなく、
ごく一般的に行われている事です。
ですから、省略を見抜く努力をすることは、
とりもなおさず英語を知る事、味わう事と言えるかもしれません。

ある曲の一節を抜粋します。
Good things might come to those who wait. NOT to those who wait too late.

この部分、パッと意味が分かりますか?
沢山省略されています。復元できますか?

私なりに復元してみます。

Good things might come to those who wait, but good things do[would/might] not come to those who wait until it is too late.
訳例
①イイ事は、待つ人にこそやってくるだろうけど、手遅れになるまで待ち続けてしまう人にはイイ事なんて来やしない。

元の英文を訳すとこんな感じでしょうか。
②イイ事は、待つ人にこそやってくるだろうけど、待ちすぎる人は違う。

私の訳の拙さはさておき、
①と②、どちらがメッセージとしてシックリくるでしょうか。
②ではないでしょうか。エッ、ちがう?
省略は、シックリくる引き締まった英語づくりに必要な技法なんでしょう。

省略は、学校では特殊構文として括られ、
先生もあまり教えてくれない要素ですから
掴みどころがない印象を抱いてしまうのは仕方のない事です。
無論私も多分に漏れません。

しかし、省略を会得することは、英語を学ぶ上で、
避けては通れない道なのだろうと思います。

TOEICでも、ごく限定的ではあるものの、省略は問われますしね!

以下参考
・「英語が面白くなる 東大のディープな英語」中経出版刊 佐藤ヒロシ著
・「東大英語が教えてくれる 英文正読の真相55」プレイス刊 佐藤ヒロシ著
・「東大の英語25ヵ年」教学社刊 佐藤雅史著

"Just the two of us" 引用曲(歌詞付き)
https://www.youtube.com/watch?v=pcVQXsJWqMw

"Just the two of us" Covered by 久保田利伸
https://www.youtube.com/watch?v=FYAO61eW9-U&list=RDFYAO61eW9-U
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Twitter上でのアイテムライティング

数日前よりTwitter上でPart5の問題の投稿を始めました。
わずかながらも解答リプも頂けており、大変励みになります。
有難う御座います。

色々な記憶やソースを援用し、仕事の合間などに作っております。

アイテムライティングの主なルールは以下の通りです。
・TOEICっぽい雰囲気の設問文を作る
・TOEICっぽい語句を選ぶ
・TOEICっぽい正答を作る
・TOEICっぽい誤答を作る
・空所はハイフン7個-------とする
・設問と選択肢を一回のTweetにまとめる

Twitterでのアイテムライティングは意外と面白いです。
そのワケは、Twitterの140字という制限。
これにより色々な課題が出てきます。例えば、
・言いたい事が表しきれない
・誤答の誤答にするダメ押しが出来ず正解を絞れない設問文になってしまう
・選択肢を入れこむ余裕が出来ない
・文章が簡素になり過ぎて難問が作れない 等

本来なら200字前後まで行く可能性もあるPart5ですが、
それが原理的に許されません。いざやってみると、
決して140字に収めきれないわけではないが、窮屈に感じられると思います。

しかし、テクニックもあります。
・選択肢が過去形や三人称単数現在形にならないよう、設問文の時制を調整する
・選択肢の語句を短くする(ただし、TOEICっぽくないものはNG)
・時制の表現をシンプルにする
・月はスペルの短いMayやJune, Julyを使う
・固有名詞はなるべく短くする 等

テクを使えば使う程、設問文に工夫を織り込めるようになります。
頭の体操になっているかもわかりません。

また、あまりにも変なものを作ると、すぐにお叱りを受けかねないので
ツイートするまでに結構単語を調べたり、ネットで情報検索して
とり敢えず大きな穴がない設問になっているか
裏をとる必要があります。この作業が大変勉強になります。

さらに、まずポンと頭に思い浮かんだ表現が、
調べてみると実は全然適切ではないことに気が付いたり、
語句の意外な用法や意味に出会うことが出来たりします。
知識の整理にもなります。

とはいえ、あまり細かく拘りすぎても遊びになりませんので
適当なところでえいっとツイートします。
所詮私など一介の学習者ですから、完璧な英文など
そうそう作れるものではありませんので。

気分や都合により、投稿ペースは失速したり加速したりすると思いますが、
1セット分は作り切りたいと思っています。

40問仕上がったら当ブログにまとめて投稿します。

皆さんもTwitterをご利用でしたら、ひとつ如何ですか。

TOEIC990点について考える

眠れないので、とりとめのないことを書きます。

TOEIC990点は曖昧な言葉です。

「俺、プロボクサーなんだぜ」という発言と同じくらい曖昧。

プロボクサーと聞いて、普通の人はどう感じるでしょうか。
戦ったらどう考えても勝てない、恐ろしい相手だと思うはずです。
ですから、ブラフになります。
しかし、そのブラフは実に相対的です。

プロテストに何とか受かった4回戦ボクサーは、
その努力から相応の自信と実力を持っているでしょうが、
プロ中のプロ、例えば日本ランカーから見たら、赤子同然です。

また、ボクサーは「殴る」というルールの中で強い人達です。
もし「殴る」というルールの枠外でケンカしたら、
素人でも相手によっては蹴っ飛ばされたり、
組み伏されたりして負けてしまうかも知れません。

TOEIC990点も同じです。

資格試験の域を遥かに超越した英語のプロにとっては、
スコアなど何の意味合いも持たない、挨拶がわり程度の存在でしかないし、
対策特化型の990点取得者は、実践経験豊富な現場型の英語習得者には
恐らくテスト外の総合力では敵いません。

…こんな風に考えると、ちょっと凹んでしまいますね。

ですから、私はTOEIC990点の意義を、
外だけではなく内に向けてみるのも良いのではないかと思います。
外との相対評価や外への投掛けの為ではなく、
990点が自分の内面にどのような意味を持つのか考えるわけです。

かなりキモいブログタイトルからもお分かりの通り、
私はTOEICを超面白いゲームだと思っています。
「点が上がった=嬉しい、気持ちいい」というシンプルな式に
TOEICを落とし込んでいます。仕事で英語を使っているので、
100%ゲーム扱いというわけでもないのですが、
私にとってTOEICは基本的に遊びです。

遊びは、人間にとってとても原始的な欲求です。
遊びだからこそ、ベストスコアを追う事に没頭できています。

まとめますと、申し上げたかったのは、TOEIC990点は対外的に曖昧だから、
自分で内面的な意味を与えてしまえということです。
それがゲームである必要は全く無く、
努力の為、自分を高める為、自尊心を回復する為…何でも良いと思います。
英語力の証明という方向性の意義付けは、お勧めしません。

取って嬉しい990点を取るべし。誰にも文句は言わせるな。

TOEICの復習

TOEIC学習における復習は、2つあります。

1つは3回チャレンジ法に代表されるように、
同一の問題を繰り返し解くというもの。私は殆どやりません。
個人的に必要性もあまり感じません。

2つめは、別の問題をどんどん解くこと。
私はどちらかというとこっちでスコアを作ってきました。

「別の問題をどんどん解くことのどこが復習やねん」
と思われる方があるかもしれませんが、TOEICは資格試験です。
資格試験は出題範囲や方式が決まっています。
TOEICはとりわけその特色が顕著で、
私の体感では95%想定内の問題が出ます。
同じことが繰り返し問われているように見えます。

勿論、全く同じ設問だと皆正解してしまいますから、
問い方(見かけ)は変わっています。
でも、その奥に流れる設計思想はいつもほぼ同じです。

ならば、全く同じ問題にこだわらなくても良いと思うのです。
問題の復習を新しい問題でやってしまおうというわけです。
同じ知識を色々な姿で眺められるので一石二鳥です。

また、新問を解きまくる中で想定内の95%を振り返ると同時に
想定外の5%に触れる機会が得られ、
対応力と知識の幅も広がるという副作用もあります。

私は1を聞いて10を知るタイプではなく
10聞いてようやく応用できるという感じなので
同一問題の深堀りや反復から応用力を養う事は
ちょっと難しかっただろうと推測します。

逆に、限られた情報からでも多くの学びを見出し、
即座に公開テストで応用できるような分析型の学習者には、
新問を解きまくる方法は不要だと思います。
(同一問題の反復主体で990点またはその付近を取った人を複数見ています)

このように申しますと、自分に合ったやり方を選べば良いと
感じてしまうかも知れませんが、そうとも限りません。

スコアがまだ厳しい状況の方は、色々な問題にあたる事が
復習としての意味を成さない(新問がフツウに新問に見えてしまう)
可能性が高いので、止めた方が無難です。

どんどん模試を買いたい衝動は分かりますが、
同じ問題を繰り返し解いて、TOEICで問われる事柄のひな形を
しっかり身体に染み込ませる事の方が先決です。

そして、ある程度スコアが上がり、TOEICの全体像が見えてきたところで、
目標スコアに向けての自分に合ったアプローチを選ぶと
学習が続きやすいのではないかと思います。

第188回TOEIC公開テスト感想

本日はTOEIC公開テストを受験しました。
受験された皆様、お疲れ様でした。

マイナーフォーム、4KIC8でした。
いつもながら「超」楽しかったです。

リスニングは恐らく3ミスで収まっていると思われます。
難しい語彙、正解根拠登場のタイミングのズラし、
距離感のある言い換え等、手強い問題が幾つか含まれていましたが、
俯瞰すれば今回も標準的レベルという印象でした。

リーディングはエキスパートとの協議の結果、ノーミスです。
きわどいかなと思ったところは、幸い全て正解でした。
176-180や196-200といったヤマ場のセットで
リサイクル問題が登場していたのは残念でした。
このヤマ場ゾーンでは、やはり新しい問題に挑みたいたいです。
幾つか巧い罠が張られた誤答選択肢があり、悩まされる場面もありましたが、
総じてリーディングも標準公差内だったという感触です。

今回こそは990点を取り返せそうです。

[教訓]メガシャキとポンジュースをチャンポンした効果は絶大

では、晩飯食いに行ってきます。

2013年度第3回英検1級2次試験結果

英検1級2次試験の結果がでました。
皆様の結果は如何だったでしょうか。

1303 1st result
なんか合格してました。

今回は50点未満で不合格だと思っていたので、困っています。
他の誰かの採点結果が誤表示されているような気がしてなりません。
合格通知が届くまで、半分疑っておこうと思います。

ともあれ、遥か先の目標に据えていた80点を越えてしまいました。
次回は合格に対する確信と共に受かりたいと思います。
まだまだお楽しみはこれからです❤
プロフィール

HeadbuttK

Author:HeadbuttK
(略称:HBK)
崖っぷち会社員。

TOEICマニアです。
TOEIC990点を28回取得。

一応英検1級も取得。

謎団体「チーム寺子屋」所属

twitterでも同じHNで頻繁にTOEIC絡みの事を呟いてますので同志の方は何卒フォローをば。

☆TOEIC戦績☆
---昔---
01回:710(345/365)
02回:825(450/375) IP
03回:870(480/390)
04回:800(415/385)
05回:890(450/440)
---2011年---
06回:915(480/435)
07回:960(495/465)
08回:950(485/465)
---2012年---
09回:955(495/460)
10回:970(490/480)
11回:970(495/475)
12回:975(495/480)
13回:960(495/465)
14回:985(495/490)
15回:990(素点97/98)
16回:990(素点98/99)
17回:985(495/490)
---2013年---
18回:985(495/490)
19回:960(495/465)
20回:985(495/490)
21回:970(495/475)
22回:985(495/490)
23回:990(全問正解!)
24回:955(495/460)
25回:980(495/485)
26回:970(495/475)
27回:975(485/490)
---2014年---
28回:985(495/490)
29回:990(素点98/100)
30回:990(素点98/100)
31回:985(490/495)
32回:990(素点99/99)
33回:990(素点98/100)
34回:985(495/490)
35回:980(490/490) IP
36回:990(素点98/100?)
37回:990(素点99/99) IP
38回:990(素点99/100?)
---2015年---
39回:990(素点98/100?)
40回:990(素点98/99?)
41回:985(490/495)
42回:990(素点98/99) IP
43回:985(495/490)
44回:980(495/485)
45回:990(素点100/99?)
46回:990(素点99/98?)
47回:985(495/490)
48回:990(素点98/100?)
49回:990(素点100/99?)
---2016年---
50回:990(素点99/99?)
51回:990(AM全100%)
52回:990(AM全100%)
以上、2代目TOEICとの戦績
以下、3代目TOEICとの戦績
53回:990(素点99/97?)
54回:985(495/490)
55回:990(未検証)
56回:980(495/485)
57回:990(素点99/99?)
58回:990(素点95/97?)
59回:980(495/485)
---2017年---
60回:990(素点97/96?)
61回:980(495/485)
62回:980(495/485)
63回:990(素点99/98?)
64回:990(素点97/96?)
65回:990
66回:申込済
67回:申込済

☆英検1級戦績☆
6勝4敗4分
CSE2.0(戦闘力)2831
凡例:HBK得点/合格最低点
   1次   2次
01回:077/79|1次敗退
02回:071/81|1次敗退
03回:080/78|071/60
04回:072/81|1次敗退
05回:084/78|054/60
06回:092/78|081/60
07回:088/78|敵前逃亡
08回:087/80|066/60
09回:075/77|1次敗退
10回:093/83|064/60
11回:093/82|052/60
以下、CSE2.0導入後戦績
合格最低スコア(一律)↓
1次:2028 2次:602
   1次  2次  計
12回:2195|636|2831
13回:2190|584|2774
14回:2192|602|2794

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