TOEICに対する苦言

昼間なにとはなしにTwitterに投稿した自分のツイートを
少し掘り下げてみようと思いました。

その発言はこちら。

「どうやら私はTOEICに出てこない実世界の術語に極めて弱いようです。
伴い社会問題に関する英語での発信力も弱い。普段TOEIC以外の、
現実世界を題材にした英文を全く読んでいないから当たり前の話です」

このような事を考える契機となったのは
現在進行中の英検一級二次試験の対策です。

英検一級の二次試験は、様々な現実の社会問題に関して
スピーチと質疑応答を要求されます。
(前にもブログで書きましたが、英検一級は
社会性の高い事柄を英語で受発信出来るかを問う試験です。)

英検一級は、現実の社会問題を題材にした試験ですから、
実世界で使われている用語の知識を
どれだけ英語で操れるかが合否を分けるポイントの一つになります。

一方、TOEICは厳密には実世界に即していません。
TOEICの世界独自の用語が出てくることもありません。
(あってもせいぜい架空の企業名くらいのもの)
TOEICは文化や宗教、専門性等の独自性が徹底的に排除された虚構世界です。
ですから、"ODA"とか"Article 9"とか"Kyoto Protocol"とか
そういうリアルを臭わせる用語は絶対出てきません。

とはいえ、TOEICは普遍的なビジネスシーンや
一般生活の諸場面を充分にカバーしている為、
さほどリアルとの違和感を抱かせるものではありません。
ですからTOEICから学ぶべきところは沢山あります。

私は英語学習を本格的に再開してここ一年、ひたすらTOEICに打ち込み、
TOEICが織り成す架空世界に耽溺してきました。
それに、上にも書いた通りTOEICは誰もが知っている
普遍的で一般的な内容しか出さないので、フェアな試験とも言えます。
個人的にはその世界観を非常に面白く感じるし、
学習対象としての旨みも感じますので、引き続き没頭していく所存です。

しかしこの度、私はその世界を少し飛びこえてみて、
英検一級を受験しているわけですが、久々のリアルな世界の英語に
浦島太郎感みたいなものを禁じえませんし、
現実世界の事象に対する英語力の乏しさに少し情けなくなりました。
TOEICだけでは実世界をテーマに英語で語れるようにはなれません。

何というか、TOEICでそこそこの点数を取れるようになって
調子付いていたところに冷や水を浴びせられた気分であります。

私はTOEICが大好きですが、それが万能な試験だとはつゆ思いません。
かといって、頭ごなしでバカげたTOEIC批判屋に加担する気もありません。
そんな私がもしTOEICという試験に苦言を呈するとすれば、
上記のような点を一つの意見として挙げたいなと思いました。

いかにTOEICにハマっているとしても、少しそれから離れてみるのも、
人によっては悪くないのかも知れません。
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TOEICパート7の手強さ

パート7はスコアによって理解度が大きく異なるパートの一つだと思います。

TOEICのパート7の英文(アーティクル問題は特に)は、
英文に慣れていない人、もしくはTOEIC的な英文に慣れていない人にとって
決して親しみやすいものではありません。

しかし試験時間は限られていますから、急いで読んで解かねばなりません。
するとつい読み方がいい加減になってしまいます。

残念ながら、いい加減な読み方をして
正解を得られるほどTOEICのパート7の問題群は甘くありません。
ダブルパッセージの両文書参照問題はもちろんのこと
suggest, indicate, most likely, NOT問題など、細かな検証や理解を
必要とする問題が公開テストではわんさか待ち構えています。

どうすべきか。

私は英文の読み方(精読法)をきちんと学んで
頭に浸透させるのが良いと思います。
この過程を経ないでパート7を攻略するのは難しいと考えます。

時間内にある程度の自信を持って全問解き終える事が出来る人の多くは、
何らかの方法で英文の読み方を会得しており、
それをスピーディーに実践出来ているはずで、
スコアもきっと900点を越えます。

逆にパート7の英文がどうしても頭に入ってこない、
時間内に解き終えることが出来たとしても、
自信を持って答えられたパート7の問題が異様に少ない
といった実感をお持ちの人は、やはり精読の訓練が必要だと思います。

でも、時間がない中でTOEICの文章を精読するヒマあんの?
そうお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

もちろんパート7の文章全てを精読する必要はありませんし、
それは私なんぞにも到底無理な話ですが、少なくとも設問に絡む箇所だけは
精読して完璧に理解出来る方が圧倒的に有利という事は間違いありません。
(精読が出来る人は、速読もある程度の精度で出来ます)

しかも、本文中で設問に絡む箇所が読み難い(解り難い)場合があります。
読み難いから設問になります。だからそういうところこそ、
バッチリ読んで理解出来なきゃダメなんです。
そこをおろそかにしている限り、パート7の高得点は覚束ないです。

遺憾ながら、現在のTOEIC参考書市場において
英文読解の方法を詳しく説明した本は多くないと思います。
(私もご紹介出来るものならばしたいのですが…ネタがありません)
頼るべき参考書が少ないというのは、
独学者にとってはソリューションがない厳しい状況です。
色んな意味で、パート7は取り組み難いパートだと思います。

個人的には、この難しさを打破する
パート7特化型のTOEIC参考書の登場を期待しています。

TOEIC公式問題集について

TOEIC新公式問題集はTOEIC受験者のバイブルです。

私は900点を超えてから、初めて手を付けましたが
もっと早いうちからやり込んでおけばと後悔しております。

他の非公式参考書や模試は、いかに精度が高いものであっても
やはり「公式」ではありえません。
どこかしらに必ず公開テストの世界観との乖離があるはずです。
よって、隅から隅まで勉強した場合、無駄な学習が出てくる可能性もあります。
巷で評判が良いからと言って盲信するのは少し危険だと思います。

一方、公式問題集はその可能性が極めて低いですから安心です。
現在の公開テストと比べると、多少の傾向の変化はあるのかもしれませんが、
それでも公式問題集に出てくる一言一句が、公開テストで
問われる可能性があると考えても差支えないのではないでしょうか。
ですから、設問に絡む部分は勿論、それ以外の部分にも目を向けてみると
色々な有益情報が見つかると思います。

それを本番で生きる形で定着させると良いと思います。

例えば、新公式問題集#3のある個所に、
hospitality associationという複合名詞が出てきますが、
解説の中では「観光協会」と訳されています。
つまり、hospitalityという単語は、
TOEICでは「観光」という意味の広がりを持ち得るわけです。

もしこの単語がパート7で、ある地域の観光事業に関するarticle問題の中の
同意語選択問題として出てきて、その選択肢が
(a)sightseeing
(b)nursing
(c)philanthropic
(d)official
だったとき、仮に貴方がhospitalityに観光というニュアンスがあることを
公式問題集で学んでアタマの片隅に留めていれば、
(a)を選ぶことが出来ます。

そうでなければ、ちょっと悩んでしまうかも知れませんよね。

私が何を申したいかというと、公式問題集には
TOEICが公開テストで問うて来そうだけれども、
日本人が疎い語句や表現が沢山含まれているという事です。

今やTOEIC業界では割と有名になりましたが、
address=deal withという言い換えは、恐らく日本人の多くが知りません。
(どこに載っていたかは失念しましたが、
新公式問題集の中でaddressはdeal withの意味で使われています)

膨大な英単語の中から何をいつ問われるかは分からないから、
虱潰し的な学習になってしまうのではないか、
という批判もあるかもしれませんが、公式問題集に出てくる語句が
ある程度その領域やありようを浮き彫りにしてくれますし
それに登場する興味深い表現を徹底的に叩き込めば、
きっと出てくるスコアは少し違ってくるはずです。

加えて、知らなければ上手く英語にし難い概念を
端的な英語で言い表せるようになり、表現力の幅も広がります。

そいうわけで、私は新公式問題集を推します。

先日新公式問題集#5を買いまして、これから解くのですが、
とてもワクワクしております。

英検一級合否結果

英検一級の結果が出ました。

合否速報↓
英検一級結果

エッセイではわずか14点しか取れていなかった事になります。
初回受験時は20点くらい取れたんですが…
どうやら今回のは採点者のお気に召さないエッセイだったようです。

事前に沢山のネタやテンプレをストックして
試験に臨んでいるような受験者と、私のように
大して事前準備もせず、即興で書く人間とを比べれば
どうしても内容の厚みに差が出てしまうのかもしれませんね。

いずれにせよ、来週の月曜日あたりに合否結果が出るものと
考えておりましたので、思いのほか早く確認できて有難いです。
二次試験の準備に早いうちに本腰を入れられます。

なんだか、肩の荷が下りた気分です。

手前味噌ですがTOEICと並行学習しながら、
よく受かったものだと少し自分を誉めてやりたいです。
(独り暮らしで誉めてくれる人が傍にいない)

とはいえ、今回はギリギリ合格点を超えたレベルですので
英検一級から依然として多くを学べる事は間違いありません。
ですから、合格後も折を見て英検一級を受験すると思います。

ホッとするのもほどほどに、早速二次試験対策に励みます!

2012年5月 TOEIC公開テスト結果

TOEIC公開テストの結果がネットに出ましたね。
お昼休憩時に震える手で確認しました。

今回も990点を狙って挑んだわけですが、
結果はL:495/R:475 T:970でした。※メジャーフォーム

証拠リンク↓
2012年5月 TOEIC公開テスト結果

実は私は今回の公開テストで、990点を狙う人間からすれば
考えられないほどお粗末なリーディングの問題で2問ミスをしています。
そんな情けない2問ミスを大目に見るほど、TOEICはヌルくはありませんでした。

しかもリーディング475点というのは、ここ最近の
スコアトレンドから判断すれば、2問ミスで出るスコアではありません。
アビメを見ればおおよそ明らかになりますが、
もっとミスは多かったものと推測します。恐らく自覚すらしていない箇所で、
しょうもないミスをしていたということでしょう。

とはいえ、リスニングで3度目の最高点ゲットは素直に嬉しいですし、
今回のテストを一緒に受けた好敵手にも
トータルスコアで負けることはなかったようです。
しかし、そのわずかのお慰みに甘えることなく、自分を律して励んで参ります。

ところで、TOEICはボクシングの世界に似ていると思っています。

何度も連続で990点が取れるような人達は、
いわば世界タイトルを防衛し続けた具志堅みたいなバケモンです。
ケタが違います。

そんな人たちと比べれば私なんぞまだまだヒヨッコです。
なんとか世界戦に挑める程度のレベルにはなったものの、
バケモノ王者に2ラウンドあたりでTKOされるようなカマセ犬レベルです。
もし一度だけ990点を取れたとしても、その差は依然として大きいはず。
要は、何点取ろうが英語学習の道はまだまだ続くのです。

でも、まずはマグレでも何でもベルトを奪取しなければ
そこから先の地平は見えません。

幸いTOEICはボクシングと違い怪我もしませんし
年齢的な足かせも無く、いくらでも受け続けることが出来ますからね。
6月も7月も油断せずに頑張ります。


今回目標スコアを達成された皆さん、本当におめでとうございます。

私と同様、惜しくも目標を果たせなかった皆さん、
これに懲りずにバンバンTOEICを受けましょう!
そしてその為に全力で勉強しましょう。

貴方も私も更なる飛躍の機会を与えられた果報者とも言えるのですから。

TOEIC900点の意味

これは多くの人が思っているより少し深い気がします。

TOEICでスコアが900点を超えると、主に以下のような理由から
TOEICとは離れた形でも英語力が伸び始めます。

1、厄介な仕事が回ってくる。
TOEIC900点は、有無を言わさぬパワーを持っています。

TOEICをほとんど受けたことのない人ほど、
つまり世の大多数の人がTOEIC900点を過大評価しています。
(ホントは全然大したことはないのです)
そして、少しでも海外と接点のある会社勤めをしていれば、
そういう人達から英語絡みの無茶振りな業務が回ってきます。

「英語がデキル人として」認識され、責任を持たされるようになります。

そんな依頼が来たときに、TOEIC900点を取っていると、
自分がまだまだ未熟だとは分かっていながらも、
一丁前のプライドも出てきますので、引き受けてみたくなります。

そして、引き受けたら失敗して恥をかくことは許されません。
「なんだよアイツ、TOEICで900点持ってんのに、何もできねぇじゃん」と
言われたり思われるのは怖いからです。
周りからの認識だけでなく、実際に英語がデキル人になっていかざるを得ない
(本当はそうでなくとも見栄だけは張り続けざるを得ない)状況に追い込まれます。

最初はキツイですが、TOEICで900点以上を取っていれば、
それに耐えうる素地はあると思います(個人的には800点台では厳しいかと)。
徐々に緊張感に慣れ、成長を楽しめるようになってくるのではないでしょうか。

2、英語が使えるようになってくる。
TOEICをメインに英語を勉強して、900点を超えるようになると、
(内訳がリスニング495点、リーディング405点なんて人は別かも知れませんが)
TOEICの英文がだいぶ脳にインプットされ、
例えば英文メールやレター等を書くときに引き出せるようになってきます。
同時に、相手からの英文メールも難なく読めるようになり、
もしその中に文法的な誤りがあったときは、
瞬時にそれに違和感を感じることができるようにさえなってきます。

すると、少しずつ自信が湧いてくるのです。
この自信がすごく大事です。

少し脱線しますが、日本人てのは基本的にシャイで生真面目です。
ですから、多くの英語のウマい人たちが言うような
「ブロークンに英語を使って失敗しながらマスターすべし」なんて方法には
二の足を踏んでしまいがちです。私もそうです。
いまだに英語圏がネイティブの人と話した経験は片手で足りる程度ですから。

それに、ビジネスの場面では一つの誤解が大きなトラブルを招きます。
例えば取引先に向けて重要な文章を書かなければならないとき
母国語でも一字一句慎重に言葉を選ぶというのに、
英語ならブロークンでOK…なはずはありません。

話を戻します。英語を使う重要な場面で背中を押してくれるのが、
TOEIC900点が生み出す自信なのです。
「よし、難しいけど一つやってみよう、TOEICの中で覚えたフレーズを
ベースにすればきっと間違いもないはずだし」と思えるようになるのです。

数をこなしていけば、じきに日本語で文章を書くときとそう変わらない労力で
英文を書けるようになると思います。私はその途上です。

☆☆

このように、TOEICでの受動的な学習が900点という成果を出すと
その学習内容を能動的に機能させるための契機をもたらしはじめます。
TOEICがTOEIC以外の広がりを持つようになってきます。
上には挙げませんでしたが、スコアを看板に
周囲の人に英語を教えるというのもその一つと言えるでしょう。

世のTOEIC批判は、こういうポジティブなサイクルを不自然に無視しています。
だから鵜呑みにしない方が賢明かも知れません。

本来私は純粋なTOEIC好きなので、普段こういうことはあまり書きませんが、
前記事で引き合いに出した東洋経済刊「脱TOEICの英語術」における
「TOEICにまつわる社会現象」を切り口としたTOEIC批判がやや目に余ったので、
本記事ではその真逆のアプローチとして、TOEIC自体ではなく
その学習成果がもたらす相乗効果に焦点を当てて
TOEICで高スコアを狙う事の意味を考えてみようかなと思いました。

出来心で生まれた記事なので、意見がまとまっていないことは
承知しておりますが、何かしらご参考になれば幸いです。

「脱TOEICの英語術」について

東洋経済の「脱TOEICの英語術」について書いてみます。

この本の主な主張は
①TOEICは日韓規模のガラパゴス試験
②TOEICでは「書く・話す」能力が養えない
③TOEICで培われた英語力はニセモノだ
④TOEICは無反省に企業で採用されている
といったところ。

正直、言い古された批判ばかりという印象です。

上記に対する私の意見は以下です。

①TOEICがガラパゴス(ローカル)試験か否かは、試験の品質とは関係ありません。
 日本製の携帯を「世界で流行っていない形式だから品質が悪い」と
 けなすのと同じくらいおかしいです。
 そう言うあなたも日本製の携帯を愛用していたのではありませんか?

②TOEICに書く&話す能力の直接的向上を期待するのが間違いです。
 例えば、ある生徒が日本史の先生に、
 「先生に教えてもらったことは全て覚えたんですが、
 世界史の成績がちっとも上がらないんです。どうしてくれるんですか!?」
 と言うのと同じくらいおかしいです。

③受け手の受け方の問題です。
 無論テクニック偏重の学習をしていたら、
 まともに英語力が伸びるはずがありません。
 確かにTOEICにはテクニックだけで点が取れてしまう面もあり、
 それは問題ですが、それをTOEICだけのせいにするのはおかしいです。
 そう言うなら、テクニックを使わずにストイックに勉強して、
 実力に伴ったスコアを叩き出し、その方法を主張すれば良いではないですか。
 責任転嫁も甚だしいです。

④TOEICを批判する前に、人事担当者を批判すべき。
 人事担当者がTOEICの事をよく知っている人間であれば、
 TOEICが使いようによって金にもゴミにもなり得ることが
 分かるはずだと考えます。そういう人が、
 TOEICをいかに自分の会社に組み込むかの舵取りをすれば良いのです。
 短慮な人事担当者が無反省にTOEICで従業員を縛り付けるのは感心しません。
 そうすることは勝手ですが、それで問題が発生しても、
 それはTOEICだけの責任ではありません。
 お粗末なTOEICの利用法しか考えられなかった、使い手の問題でもあるのです。

学問に王道なしと言います。TOEICも王道ではありません。
そんなことは当たり前の話ではないですか。

権威を集めて寄ってたかってTOEICを「王道たれ」と批判するのは脅迫に近い。
野暮です。

脱TOEICと言う前に、TOEIC自体の価値と存在意義を正当に且つ建設的に評価して、
それから全ての議論を始めてほしいと強く思います。
(誌面の先の4つの主張はTOEICを巡る社会現象にばかり焦点が当たっており、
TOEICそのものの検討にほとんどなっていません)

そこらへんの整理や検証が出来てすらいないうちに、
「TOEICをやってもダメじゃ」なんてわめきちらしたって、
その人はどうせ他の学習法でも大成しないと思います。

そんな批判家気取りの口から出てくるのは、流暢な英語ではなく、
あれやこれやの学習法への憎まれ口くらいではないでしょうか。

英検一級採点結果

Twitterでもつぶやきましたが、英検一級の解答速報が
公開されましたので、早速採点してみました。

私の得点(エッセイ除く)は以下の通りです。

語彙:19/25
読解:23/26
リスニング:24/34
計:66/85
正答率:77.6%

幸い実力の120%くらいの得点が出ました。

これならエッセイの28点満点中、半分の14点でも取れれば合計が80点に届きます。
もし10点しか取れなくても、合計76点なら辛うじて合格最低点の圏内です。
合格最低点が70点台であることを切に願います。

今回の英検一級のエッセイのテーマは、いわゆる
"Agree or Disagree?"タイプの問題ではなかったのですが、
果たして中立の立場で書いてよかったのだろうかと不安になっています。

普通に考えれば、エッセイですから、自分の考えを筋道立てて
書けばよいわけで、それが結果として中立的だとしても
筋が通っていればダメなはずはないと思いますが、
それを良しとしない採点者がいやしまいかと、つい疑心暗鬼になってしまいます。

受かってると良いなぁ。
(正直、しばらくはTOEIC990点を狙う事だけに集中したいです)

しかしながら、今回私が受験対策に使った
植田一三氏の新刊である「英検1級100時間大特訓」という参考書の中に、
英検1級合格者の10人に1人が、次のレベルへと抜きんでる事が出来る
といった事が書かれていました。

英検一級合格はゴールでも何でもないということです。

今回首尾よく合格出来たとしても、そこで歩みを止めるのは勿体ないと感じました。

この気持ちを人に強要する気はありませんが、私自身は
その1/10になれるかどうかは別にしても、更に英語学習に励んでいきたいです。

2012年第一回 英検一級について

今日は英検一級を受けてまいりました。
本日英検を受験された皆様、本当にお疲れ様でした。

まずは今回の試験会場の雰囲気について少しだけ触れておきます。
周りの受験者は大体が真面目そうな女子中高生、中年男女がちらほら
私のような若い兄ちゃんみたいなのはほとんどいませんでした。
今回は異動に伴い、初の地方受験でしたが、
会場の受験者層の比率はどこもあまり変わらないような気がします。

ところで、「今回の」なんて言っている時点で、
過去に私が何度か英検一級を受験していることが明らかですね。

私の英検一級の過去の戦歴は、
初挑戦→合格点にわずか2点届かず。
2回目→合格点になんと11点届かず。
というもので、2戦2敗。それなりに辛酸を舐めさせられてきました。

では今回はどうかというと、、、残念ながら微妙な出来でした。
以下感想と印象です。

●語彙問題●
難しかったです。いや、難しかったというよりは
対策で張ったヤマがほとんど出ませんでした。
ヒットしたのはplacebo(偽薬)くらい。
半分くらい消去法と単語の雰囲気(接頭辞等)で推測して解きました。
全体で15点くらい取れていれば良いくらいです。

●読解●
全体的に、未成年の受験生には難しいテーマが多かったように思います。
特に一番最後の文は政治と思想が絡んだ中々骨のある文章でしたし
選択肢がこれまたまた相当いやらしかった。
20点くらい取れていれば御の字です。

●エッセイ●
今回のトピックは「世界の水(の供給)は将来、需要にマッチ出来るか」でした。
う~ん。考えたことがないテーマ!背景知識も無い。残り時間は30分。
2分くらい悩んで、苦し紛れに中立の立場をとりました。

組み立てた話の流れは、
序論 「本トピックにはポジティブな見通しとその逆があり、
    一概に結論を出すのは難しい」
本論1「下水を使った水洗トイレをはじめ、
    上水を使わないインフラが広まっているし、環境に配慮した装置
    (例えば屋外備え付けの雨の貯水タンク等)が増えている
    …から何とかなる」
本論2「しかしながら、地球温暖化(気候変動)もグローバルな傾向で、
    それ自体が不可避的に家庭での水の使用の増加を促す
    …からマッチしないかも知れない」
結論 「よって、今後我々が水の需要が増える原因にどれだけ適切に
    対処出来るかが、この問題の答えを決めるはずだ」
という感じ。ちなみに赤字は与えられたキーワードです。

日本語なら中学生レベルの作文ですね。

そもそも水の需要の問題は上水道(Tap water)だけで
語って良いかどうか分からないので、
今にして思えばちょっとあやしい論理展開だったかも知れません。
20分で190語くらいの英文を書き上げ、5分で推敲。
余った2~3分で、リスニングのパート4の選択肢の横に日本語訳を書いていました。
…18点は欲しい。

●リスニング●
眼を閉じて無心で放送文を聞き、問題冊子の空白部にメモを取り、
放送文が途切れた瞬間に解答&次の設問を出来る限り先読み
…というサイクルを全パートに渡って繰り返しました。

途中二度三度ペースが乱れましたが、勘でマークした問題は比較的少なく
今までで最も出来が良かったのではないかと思います。
TOEICのように全問正解を狙わなくて良いので、気楽と言えば気楽です。
期待を込めて、25点くらい取れていれば有難いです。

上記の希望的観測全てを合計すると、78点という
何とも心もとない合計点が出ます。

英検はTOEICと異なり、受験日から1~2日で
ほぼ合否が分かるレベルの情報が揃いますので、
少しの間ドキドキが続きます。



しかし月日は待ってはくれないので、結果はどうあれ早々に気持ちを切り替えて
今日からまた、来たる6月のTOEIC公開テストに向けての学習を再開します!

英検一級とTOEICの比較

明日英検一級の一次試験を受けるので、英検とTOEICの比較を書いてみます。

この二つの試験は性質がまったく異なります。

英検一級:社会性の高い幅広い分野に関する英語の4技能を備えているかどうか試す
TOEIC:基礎英語をどれだけ理解出来ているか試す

この時点で違いは明らかです。

英検一級は不公平で、TOEICは公平な試験ということです。

乱暴な言い方をすると、英検一級は純粋な英語力があっても
社会性の高くない受験者は基本的に不利ということになります。

英検一級のエッセイ問題はその性質を如実に表しています。
例えば「遺伝子組み換え作物は、その危険性よりも利益が上回るか否か」
というテーマは2009年度の英検一級のエッセイのトピックですが
この問題の背景を少しも知らない人間にはロクなエッセイが書けません。

かといって、社会性の高くない受験者は英検一級に
絶対に受からないわけではありません。不利なだけです。

余談ですが、英検一級の対策を行うスクールでは、
出そうなトピックのストックして、
模範解答を覚え込ませるという対策をするらしいです。
合格するための有効な方便とはいえ、個人的には
英語自体との関係性が希薄な学習には今一つ触手が動きません。

一方のTOEICにはその不公平さがありません。

TOEICは基本的な英語力を試すだけの試験ですから、
990点を取るまでの道のりが誰にとっても等しいのです。
現に私のような教養に乏しい人間でも、それを高めることなく
TOEICの対策をするだけで990点に手が届くところまで来ることが出来ます。

公平な試験だからこそ、少なからぬ人が切磋琢磨の場として
自発的にTOEICというレースに参戦するのでしょう。
翻せば、英語以外の味わいが無いからこそ、
権威はTOEICを無味乾燥と批判するのでしょう。

こうした両者の性質の違いを鑑みれば、
英検の「合否判定」、TOEICの「スコア判定」という
判断基準の差異は理にかなっているように思えます。

すなわち前者は受験者が社会性の高い英語力をもっているか否かを
「分けている」のであり、後者は受験者の英語力の習熟度を
「測っている」わけです。

そんなわけで、私はTOEIC990点はある程度の英語力の証明であり、
英検一級はそれに深みを与えるものだと解釈しています。
正直な話、遊びのネタとしてはTOEICの方が断然面白いと思いますが、
英語を広く考えればどちらも大事だと思います。
だから是非とも英検には受かっておきたい。

明日英検一級を受験される皆さん、共に頑張りましょう!

"most likely"問題に関して

はじめに、本記事はあくまでTOEICの問題を検証する事が意図であり、
問題の再現を目的としていません。援用しているだけです。
また、TOEIC運営団体の基準不透明な新ポリシーに私は臆しません。

さて、先日のTOEIC公開テストのメジャーフォームのパート7、
159問目にmost likely問題がありました。

159問目を含む英文は、プリンタの検討に関するメール文で、
資料が添付されていました。

159問目の設問は
「添付資料に載っている可能性が最も高い(most likely)ものはどれか?」
というものでした。

選択肢のうち二つ(確かBとD)は以下のようであったと記憶しております。
(B) 各プリンタメーカーの名前 name of the businesses
(D) プリンタの(処理)スピード speed of the printer
(あとの二つは明らかに不正解な為どんなものだったか忘れてしまいました)

私は、本文中に
「添付ファイルはプリンタのfeatures and specificationsを含む」
と書いてあったことから、プリンタのスペックの一つである
選択肢Dの「プリンタのスピード」を正解に選びました。

文中に「スピード」とは明記されていないものの、
「特徴とスペック」は載っていると仄めかされていたので、
most likelyという表現と馴染むと判断したわけです。

一方の選択肢Bは、一見よさそうに見えますが
businessesというように、businessが複数形になっていた…はずなのです。
文中でプリンタ自体は数種類リストアップされていましたが、
登場したプリンタメーカーは確か一社のみでした。
なぜなら各プリンタのメーカー担当者が同一人物、
つまり窓口が一人だった(はずだ)からです。

そもそも、単複云々以前に
当事者間でプリンタメーカーの名前が明らかなら、
わざわざメーカー名を載せる必要がありませんので
メーカー名が記載されていない可能性もあります。
また、選択肢Dのように文中に示唆もないので、
Dを差し置いてBがmost likelyとは言えないと思ったのです。

(ちなみに、AやBに焦った受験者をハメる「らしい」引っかけ選択肢を入れて、
CやDに正解をちゃっかり忍ばせる傾向にもピッタリくるシチュエーションです)

私はこの問題、釈然としない思いで最初はBをマークして残りの問題を解き進め
全問解き終わってから戻ってきて5分くらい考えました。
そしてBからDにマークし直しました。

無論上記の検証は全て間違いで、私の見過ごしや
読み違いによる誤解が生みだした的外れ発言である可能性も高いです。

そうだったらごめんなさい。
990点の可能性がますます遠のき悲しくなります。

しかし、もしこの設問の正解が私の読み通りDだった場合
ここまで悩まされる(時間を取らされる)most likely問題は
本当に侮れないなぁと肝を冷やさずにはおれません。
プロフィール

HeadbuttK

Author:HeadbuttK
(略称:HBK)
崖っぷち会社員。

TOEICマニアです。
TOEIC990点を28回取得。

一応英検1級も取得。

謎団体「チーム寺子屋」所属

twitterでも同じHNで頻繁にTOEIC絡みの事を呟いてますので同志の方は何卒フォローをば。

☆TOEIC戦績☆
---昔---
01回:710(345/365)
02回:825(450/375) IP
03回:870(480/390)
04回:800(415/385)
05回:890(450/440)
---2011年---
06回:915(480/435)
07回:960(495/465)
08回:950(485/465)
---2012年---
09回:955(495/460)
10回:970(490/480)
11回:970(495/475)
12回:975(495/480)
13回:960(495/465)
14回:985(495/490)
15回:990(素点97/98)
16回:990(素点98/99)
17回:985(495/490)
---2013年---
18回:985(495/490)
19回:960(495/465)
20回:985(495/490)
21回:970(495/475)
22回:985(495/490)
23回:990(全問正解!)
24回:955(495/460)
25回:980(495/485)
26回:970(495/475)
27回:975(485/490)
---2014年---
28回:985(495/490)
29回:990(素点98/100)
30回:990(素点98/100)
31回:985(490/495)
32回:990(素点99/99)
33回:990(素点98/100)
34回:985(495/490)
35回:980(490/490) IP
36回:990(素点98/100?)
37回:990(素点99/99) IP
38回:990(素点99/100?)
---2015年---
39回:990(素点98/100?)
40回:990(素点98/99?)
41回:985(490/495)
42回:990(素点98/99) IP
43回:985(495/490)
44回:980(495/485)
45回:990(素点100/99?)
46回:990(素点99/98?)
47回:985(495/490)
48回:990(素点98/100?)
49回:990(素点100/99?)
---2016年---
50回:990(素点99/99?)
51回:990(AM全100%)
52回:990(AM全100%)
以上、2代目TOEICとの戦績
以下、3代目TOEICとの戦績
53回:990(素点99/97?)
54回:985(495/490)
55回:990(未検証)
56回:980(495/485)
57回:990(素点99/99?)
58回:990(素点95/97?)
59回:980(495/485)
---2017年---
60回:990(素点97/96?)
61回:980(495/485)
62回:980(495/485)
63回:990(素点99/98?)
64回:990(素点97/96?)
65回:990
66回:申込済
67回:申込済

☆英検1級戦績☆
6勝4敗4分
CSE2.0(戦闘力)2831
凡例:HBK得点/合格最低点
   1次   2次
01回:077/79|1次敗退
02回:071/81|1次敗退
03回:080/78|071/60
04回:072/81|1次敗退
05回:084/78|054/60
06回:092/78|081/60
07回:088/78|敵前逃亡
08回:087/80|066/60
09回:075/77|1次敗退
10回:093/83|064/60
11回:093/82|052/60
以下、CSE2.0導入後戦績
合格最低スコア(一律)↓
1次:2028 2次:602
   1次  2次  計
12回:2195|636|2831
13回:2190|584|2774
14回:2192|602|2794

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