リスニングについて

特にパート3と4について書きます。

TOEICのパート3や4を通しで解いている中で、
先読みが追い付かなくなると、リズムが崩壊して
1セット(3問)まるまる塗り絵してしまうなんて受験者が多いと思います。

リズムが狂うと焦ります。公開テストでは特に。

過去の記事で何度も申しておりますが、焦ると実力が出なくなります。
冷静な判断が出来ず、最悪思考が完全に停止します。
その時の自分は全く使い物になりません。

来週の公開テストで、もしある受験者がそんな事態に陥ったら
私はその人に「目をつぶっちまえ」と言いたいです。

設問と選択肢にあせあせと目を走らせるのを強制的に阻止するためです。
もたもたしている間に、大事な大事な一度しか流れない音声が
右から左へ抜けているのですから。

それくらいなら、先読みなんぞさっさと諦めて
音声に全神経を集中させた方がはるかに良いです。
普段からその訓練をしておけば、
それなりの確率で1セット全て(3問)正解出来ると思いますが
そうでなくとも、1問は少なくとも正解できるはずです。

「もう3問ともAでいいやっ!!」みたいな体たらくには、
ほぼならないと考えます。

私自身の経験に照らしてみても、
集中して音声を聞き取ろうと努めた時は、
真っ白になった頭で音声を聞きつつ、
設問と選択肢に目を走らせた(だけ)の時よりも
数段しっかりとナレーションを記憶出来ていた実感があります。

それに、ある程度ストーリーが頭に入っていると、
設問と選択肢を思いの外スムーズに理解できるものです。
ナレーションが設問を読み上げるペースより早く解答を進めてしまえば
わずか数秒かも知れませんが、次のセットに意識を向けることも出来ます。
そこまでいけば、リズムの立て直しに成功したと言えるでしょう。
公開テストでリズムを立て直すというのは、かなり頼もしい経験値です。
今後の自信にも繋がってくるでしょう。

そういうわけで、リズムが狂っても、打開策は残っています。
ですから、焦るのだけはやめましょう。全ての戦術に先立って
焦らない事はTOEICに挑む全受験者にとって最優先のミッションです。

試しに、お手持ちのTOEICのリスニング教材を使って、
目をつぶってパート3&4の音声を聴き取る練習を
数セットされてみては如何でしょうか。
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パート7の死角

TOEICである程度の点が取れる受験者の中でも、多くの人は、
パート7でどうしても間違いがなくせないことで
苦労されているのではないでしょうか。

私もそうです。
パート7をノーミスでクリアできる場合は依然として少ないです。

それにはいくつか原因があると思いますが、
今日はそのうちの一つについて考えてみたいと思います。

それは、パート7の死角です。

回答根拠を一生懸命探しているのに
なかなかそれがみつからない時があると思います。
パート7の死角とは、その不思議な見落とし現象のことを指しています。

人間はマシンではありませんから、均一の理解度や認識レベルで
一つの文章を頭から終わりまで読むことは出来ません。
ましてTOEICは多くの受験者にとって時間制限の厳しいテストですから、
そこから生じる焦りで、大なり小なり読みの精度は落ちます。
結果として、読みにムラが発生します。

また、何らかの理由で「ここはあまり必要ないな」と頭が判断した箇所や、
流すように読んでしまった部分は、記憶には残りません。
例えば、箇条書きの羅列が続く箇所なんかは別に気合いを入れて読まずとも、
文章の本筋は理解出来てしまいます。文章の本筋が理解出来ると、
文章を充分理解したかのような錯覚に陥ります。
すると、箇条書きのような枝葉末節が
あまり気にならなくなってしまうのです。

これらの要因から、死角が生まれると思います。

TOEICは必ずしも文章の本筋のみを問うとは限りません。
むしろ、「そこ聞くんかい」と突っ込みたくなるような脇道設問や
脇道の些細なワードを正解選択肢の回答根拠にする場合が結構多いです。

最近、私は文章を読んでから設問や選択肢を読んで解く方法で
パート7の問題を解くようにしています。ですから、
設問や選択肢を先に読んで、拾い読み的に問題文に接する受験者よりも
まんべんなく内容を読んでいるはずなのです。
それでもこの死角現象は起こります。そしてしばしば誤答してます。

この死角問題に対する解決法は無いものか、と思いながら
今日はお昼休憩時にパート7の問題を解いてみました。

その中でふと考えたのは、きちんと目を通していない、
もしくは適当に流し読みした箇所を落ち着いて探し出して
きちんと読むのが良いのではないかということです。

当たり前の事ですが、これは意外と盲点だと思います。

人間はバカですから、注意して読んでいるつもりでも
一読して印象に残った部分や
「このあたりは絶対に設問に絡んでくるはずだ」と
思い込んでしまった部分についつい目が行き、
その辺ばかりグルグル読んでしまうものです。妙な先入観のせいで
知らぬまに視界が制限されてしまい、死角に目が行かないのです。

その先入観を排除し、フラットな気持ちで文章を見つめ直す事が出来れば
上手く見落としに気づけるのではないでしょうか。

今日実際に試してみたら、多少効果があったように感じました。

上記はまだ私の憶測にすぎませんので、要検証です。
今後パート7を解く過程で意識していこうと思います。

ところで、イクフンのリーディングドリルVol.2 パート7は
こうした死角の作り方が巧いと思います。
私はボロボロはまりました。

TOEICらしい枝葉末節を問うやらしい設問にも負けない
きめ細やかなリーディングスキルを鍛えるのに役立つ良著だと思います。

アーティクル問題について

私はTOEICパート7のアーティクル(英文記事)問題だけは、
本文を読み切ってから問題を解いた方が良いと思っています。

アーティクル問題にはストーリー性があるからです。
そして、時系列・場所・人間関係・立場…色々なものが
これでもかと織り交ぜられるのもアーティクル問題の特徴です。

例えば
「AさんがBという町のCという大学の理工学部の化学科に在籍していたが
Dという町にある法科大学院に進んだ。
そこで経済学部卒のEさんと知り合い、最終的に法曹界へは行かず
Fという貿易会社の共同設立者となった。」

…なんて文章がずらーっと書き連ねられるわけです。

上記のようなストーリーに対し、設問では
「AはEと知り合ったとき、どこに住んでいたと推測できるか」とか、

「Eの得意でない可能性の最も高い分野はどれか」
(A)貿易
(B)経済
(C)法律
(D)化学 とか聞いてくるわけです。

結局上記のストーリーのほとんどを把握していないと、
きっとこれら設問の正解は導きだせないと思います。

図表問題や、内容スカスカな英文などは、
頭から読んでいく必要はなく、設問を先に見て
問われているポイントを把握したうえで、
解答根拠をスキャニングする読み方の方が効率が良いです。

しかし、アーティクル問題では、その方法を採ると
思わぬトラップに引っかかります。そもそも文章の密度が違うので
ストーリーが分かっていないと要領よく解答根拠を探せないでしょう。

おまけに、アーティクル問題は170問目以降の、受験生が一番疲れていて
焦っているタイミングでしばしば出てきます。2連発の時もあります。

前にも書きましたが、焦って英文を読むと、
余程読解そのものか、TOEICの英文に慣れした人でない限り
頭に内容が全く入って来なくなります。

ストーリーもへったくれもない図表や、就職口への自薦メール等の
比較的パターン化した文章ならまだしも、
何が繰り広げられるか分からないアーティクル問題を焦って拾い読みしても、
多分あまり良い結果に繋がらないと思います。

逆にアーティクル問題は、読み切ってしまえば、
設問が5問あろうと一気に解答することとて不可能ではありません。
展開が頭に入っていると、内容が記憶に残りやすいからです。
歴史の勉強と似ているかもしれません。

そういうわけで、アーティクル問題は
落ち着いて頭から読んでいくことをお勧めします。

それが難しいのであれば、ハナからアーティクル問題は諦めて
他の問題の塗り絵を少なくした方が良いかも知れません。

haveが描いた二重トラップ

haveは非常に汎用性の高い単語として有名です。
文脈に依存して様々な意味になります。

一冊丸々haveだけに着目した参考書も昔はありました。

そんなhaveに昨日私ははめられました。

某TOEIC模試のパート7を解いていたとき、
「従業員詰所には病院などの緊急連絡先を掲示(post)しておくこと」といった
従業員規則が幾つか列挙された文が出てきました。

で、設問の中のひとつに
「従業員が持っていなくてはならない(should have)ものは何か?」
というものがありました。

早速選択肢を見ていきましたが、ピンとくるものがありません。

まだまだ先に問題が控えているし
時間がなくなってはいけないので、釈然としない思いを抱きながら
「施設の鍵」という選択肢を仮でマークして先へ進み
そのまま模試を終了してしまったのですが、結局間違えました。

この問題、正解の選択肢は、
「緊急連絡先情報」だったのです。

いやいや、緊急連絡先は「掲示されるべき」ということが
言われているだけで、従業員が「所持すべき」ものであるとは、
本文中のどこにも書かれていないではないかと私は思いました。

でも、そうではないのです。

私のミスは、設問のhaveを「手に持っている」などの
物理的なニュアンスとして捉えてしまったことです。

haveは「頭の中に情報をキープしておくこと」
という意味にもなり得ます。

言い方を換えると、この設問のhaveの意味は、
厳密にはhold(手で持つ)ではなく
remember/keep in mind(覚えておく)だったわけです。
haveはオールラウンダーです。

ところでTOEICでは、「飛躍のない範囲での推測」が
必要となる場合があります。

この問題もその一種です。
「緊急連絡先が詰所に掲示されるべし」ということが
規則として挙げられているのならば、
従業員はそれをきちんと認識して覚えているはず
ということが無理なく推測できるわけです。

この問題、私は最初悪問だと思いました。

しかし、
①TOEICならではの推測の働かせる事と
②haveを柔軟に解釈する事が出来れば、
決して解けない問題ではなかったと今は思っています。
二つのぼやかし要素があるため、難問だとも思いますが。

繰り返しますが、TOEICには
正解選択肢と本文の回答根拠との間に距離があり、
正解選択肢を選ぶのに読み手の論理的な推測を
必要とする設問が含まれております。

昨日の私がそうしたように、
設問の意味のとりちがえによるミスもよくあるので要注意です。

明日の公開テストでは、こういったTOEICの手強さに
ハメられないように気を付けましょう。

"most likely"問題に関して

はじめに、本記事はあくまでTOEICの問題を検証する事が意図であり、
問題の再現を目的としていません。援用しているだけです。
また、TOEIC運営団体の基準不透明な新ポリシーに私は臆しません。

さて、先日のTOEIC公開テストのメジャーフォームのパート7、
159問目にmost likely問題がありました。

159問目を含む英文は、プリンタの検討に関するメール文で、
資料が添付されていました。

159問目の設問は
「添付資料に載っている可能性が最も高い(most likely)ものはどれか?」
というものでした。

選択肢のうち二つ(確かBとD)は以下のようであったと記憶しております。
(B) 各プリンタメーカーの名前 name of the businesses
(D) プリンタの(処理)スピード speed of the printer
(あとの二つは明らかに不正解な為どんなものだったか忘れてしまいました)

私は、本文中に
「添付ファイルはプリンタのfeatures and specificationsを含む」
と書いてあったことから、プリンタのスペックの一つである
選択肢Dの「プリンタのスピード」を正解に選びました。

文中に「スピード」とは明記されていないものの、
「特徴とスペック」は載っていると仄めかされていたので、
most likelyという表現と馴染むと判断したわけです。

一方の選択肢Bは、一見よさそうに見えますが
businessesというように、businessが複数形になっていた…はずなのです。
文中でプリンタ自体は数種類リストアップされていましたが、
登場したプリンタメーカーは確か一社のみでした。
なぜなら各プリンタのメーカー担当者が同一人物、
つまり窓口が一人だった(はずだ)からです。

そもそも、単複云々以前に
当事者間でプリンタメーカーの名前が明らかなら、
わざわざメーカー名を載せる必要がありませんので
メーカー名が記載されていない可能性もあります。
また、選択肢Dのように文中に示唆もないので、
Dを差し置いてBがmost likelyとは言えないと思ったのです。

(ちなみに、AやBに焦った受験者をハメる「らしい」引っかけ選択肢を入れて、
CやDに正解をちゃっかり忍ばせる傾向にもピッタリくるシチュエーションです)

私はこの問題、釈然としない思いで最初はBをマークして残りの問題を解き進め
全問解き終わってから戻ってきて5分くらい考えました。
そしてBからDにマークし直しました。

無論上記の検証は全て間違いで、私の見過ごしや
読み違いによる誤解が生みだした的外れ発言である可能性も高いです。

そうだったらごめんなさい。
990点の可能性がますます遠のき悲しくなります。

しかし、もしこの設問の正解が私の読み通りDだった場合
ここまで悩まされる(時間を取らされる)most likely問題は
本当に侮れないなぁと肝を冷やさずにはおれません。
プロフィール

HeadbuttK

Author:HeadbuttK
(略称:HBK)
崖っぷち会社員。

TOEICマニアです。
TOEIC990点を25回取得。

一応英検1級も取得。

謎団体「チーム寺子屋」所属

twitterでも同じHNで頻繁にTOEIC絡みの事を呟いてますので同志の方は何卒フォローをば。

☆TOEIC戦績☆
---昔---
01回:710(345/365)
02回:825(450/375) IP
03回:870(480/390)
04回:800(415/385)
05回:890(450/440)
---2011年---
06回:915(480/435)
07回:960(495/465)
08回:950(485/465)
---2012年---
09回:955(495/460)
10回:970(490/480)
11回:970(495/475)
12回:975(495/480)
13回:960(495/465)
14回:985(495/490)
15回:990(素点97/98)
16回:990(素点98/99)
17回:985(495/490)
---2013年---
18回:985(495/490)
19回:960(495/465)
20回:985(495/490)
21回:970(495/475)
22回:985(495/490)
23回:990(全問正解!)
24回:955(495/460)
25回:980(495/485)
26回:970(495/475)
27回:975(485/490)
---2014年---
28回:985(495/490)
29回:990(素点98/100)
30回:990(素点98/100)
31回:985(490/495)
32回:990(素点99/99)
33回:990(素点98/100)
34回:985(495/490)
35回:980(490/490) IP
36回:990(素点98/100?)
37回:990(素点99/99) IP
38回:990(素点99/100?)
---2015年---
39回:990(素点98/100?)
40回:990(素点98/99?)
41回:985(490/495)
42回:990(素点98/99) IP
43回:985(495/490)
44回:980(495/485)
45回:990(素点100/99?)
46回:990(素点99/98?)
47回:985(495/490)
48回:990(素点98/100?)
49回:990(素点100/99?)
---2016年---
50回:990(素点99/99?)
51回:990(AM全100%)
52回:990(AM全100%)
以上、2代目TOEICとの戦績
以下、3代目TOEICとの戦績
53回:990(素点99/97?)
54回:985(495/490)
55回:990(未検証)
56回:980(495/485)
57回:990(素点99/99?)
58回:990(素点95/97?)
59回:980(495/485)
---2017年---
60回:990(素点97/96?)
61回:申込済
62回:申込済

☆英検1級戦績☆
6勝4敗4分
CSE2.0(戦闘力)2831
凡例:HBK得点/合格最低点
   1次   2次
01回:077/79|1次敗退
02回:071/81|1次敗退
03回:080/78|071/60
04回:072/81|1次敗退
05回:084/78|054/60
06回:092/78|081/60
07回:088/78|敵前逃亡
08回:087/80|066/60
09回:075/77|1次敗退
10回:093/83|064/60
11回:093/82|052/60
以下、CSE2.0導入後戦績
合格最低スコア(一律)↓
1次:2028 2次:602
   1次  2次  計
12回:2195|636|2831
13回:2190|584|2774
14回:2192|602|2794

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